14年間ありがとうございました

ゆめや移転の告知をしてから、久しぶりにお見えになったというお客様や、いつも通りにお気に入りのメニューを変わらずオーダーしてくださるお客様、沢山の方から、NY移転への励ましのお言葉を戴きました。中にはNYに住んでいるからラッキーだわ、と仰られるお客様が居たりNYにはよく行くので楽しみです、といわれる事も度々ありました。
NYじゃなくて下北でいいじゃない、とか高円寺はどう?など移転を惜しんでくださるお客様も多く、
14年という月日の間にゆめやは数え切れない程沢山のお客様に大切にされ、育てられてきたということを何度も実感しました。言葉では言い表せない、格別の感謝の気持ちが募る2ヶ月間でした。
最後まで何度も足を運んでくださったお客様にも、初めてご来店いただいたお客様にも少しでも楽しい、暖かな時間を過ごして戴たのであればこの上なく幸せです。

OPENしたあの日から今日まで、そして未来へ向かって、いつでも、ゆめやの夢を応援してくださるお客様ひとりひとりにこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

今日も肌寒ですが、桜も咲き始め、日本人である私達には「始まり」を感じさせる季節になりました。
ゆめやがOPENした頃に生まれた子供達も中学校を卒業する程大きくなった、同じようにゆめやも随分大きくなった(?)な、と思います。今では、卒業式でも「仰げば尊し」とは歌わないみたいですが、ゆめやにとってはお客様が師であり、下北沢が学び舎でした。
4月には店長が単身NYへ渡ります。
新しい学び舎で、新たな友や師との出会いの末にゆめやが実現する事を確信して、新たなるスタートを切ります。まだまだ、助走ですが、きっとステップを踏んで大きくJUMPします。
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# by yumeya-yumeya | 2006-03-29 03:39 | 現在・過去・未来

お知らせです

ゆめやの下北沢での営業も残すところ、あと13日。
26日まではフル営業しますが、27日以降はOPEN当時と同じ
カウンターとテーブル2席での営業になります。

奥のスペースでは27日より31日までガレージセールを開催します。
ゆめや、trangcafeの備品なども販売しますので、是非覗いてみてください。

メールでのお問い合わせはこちらでお受けいたします。
カレー食堂ゆめや
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# by yumeya-yumeya | 2006-03-17 09:40

ゆめやはNYにお引越しします

1992年12月12日、下北沢の小さな路地の角に、カレー食堂ゆめやは誕生しました。

カレーといえば日本人の国民食。
よって、好みも食べ方も千差万別です。
ゆめやのカレーは、昔、お家で食べていたような、素朴なカレーを食べていただく事で、
家庭のような安心感を感じて元気になってもらえれば、という想いが込められています。
「お箸で食べるカレー」として生まれたのでルーをトロトロに煮込んで、寝かせて、もう一度
具材と煮込んでいます。
インドカレーやスープカレーとは正反対のカレーです。
今では朱色や黄色の漆塗りのお盆に真っ白なジノリのプレートでお馴染みですが、
最初はどんぶりのご飯と小鉢、スープと一緒に提供していました。
カレーについてくる漆のスプーンは元々はカレーをどんぶりのご飯にかけるものでした。
ですから、今でもゆめやのカレーは変わらず、お箸だけで完食できます。
OPEN当時の野菜カレーのスナップはレジの脇で御覧いただけます。

ゆめやといえば、カレーだけでなく、店の外ではベトナムの食器を売っていますが、
以前はロシアの時計や、ベトナムのZIPPO、モンゴルのカシミヤなどありとあらゆるものを
売ってきました。人気のカレー饅も当時の店長が中華街の饅頭屋へ飛び込みで
お願いに行って、作ってもらうようになりました。夏場にはベトナムのCHEという
カキ氷のような甘味を販売したこともありました。
沢山の人との出会いからその時々の変化を遂げてきたゆめやは
まさに生きているという実感とともに今日まで続いています。
長い年月の間に、色々な人との出会いや別れの中で、今のゆめやがあります。
ゆめやを経て新しい世界に羽ばたいていった人も居れば、悲しい別れもありました。
下北沢という街に夢を抱いて集まってきた若い力が折り重なって、少しずつ
「カレー食堂ゆめや」が出来てきたわけです。

2006年3月末。
ゆめやは下北沢から飛び立ちます。
時期は未確定ですが、NYに移転します。
詳しいことは決まり次第お知らせしてゆきます。
これからもゆめやをよろしくお願いします。
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# by yumeya-yumeya | 2006-03-04 16:27 | 現在・過去・未来

まぼろしの?ゆめやTシャツ

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、6年ほど前、ゆめやの角で「下北沢」Tシャツを販売した事があります。当時の店長が個人企画して、委託販売しました。白地に「下北沢」の黒文字。f0048419_510693.jpg
シンプルですが、下北らしく、道行く人の目を引いたのか、スタッフに始まり、漢字好きの外国人の方にも大評判、で、見事完売。その後、第二弾を企画したのですが、この店長、NYへ行ってしまったので、なんとなく自然消滅しておりました。

そして、2年ほど前に、今度はベトナムでの企画として生まれたのが、「ゆめや」Tシャツです。紺地にオレンジの文字。
実は、下北沢Tシャツはプリントでしたが、ゆめやTシャツは、文字部分が手刺繍でした。ベトナム人は手先が器用で、刺繍なども盛んなので、その文化をも盛り込んだ力作でした。手刺繍なので数もあまり作れませんでしたが、その最後の1枚を買った、というお客様が本日来店してくださいました。「f0048419_563629.jpgオレは海老カレーのルー大盛り」と流暢な日本語を話すその男性は、色々な国を行き来しているようで、みんな只の「dream」って書いてあるの?というけど、下北沢を知っている友達は、「ああ、ゆめやね。あそこのカレー大好きだよ」というんだよ。と、教えてくださいました。
記憶を辿るとレジの脇にオリジナルのアロハシャツやトランクスなどと一緒に展示してあった最後の一枚を見つけて、とても興奮した外国人のお客様が、嬉しそうに買ってくださったことを思い出しました。

他にもまだまだ紹介したい、ベトナムからの物たちがありますが、本日はこのお客様との再会をきっかけに「ゆめやTシャツ」をお届けします。
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# by yumeya-yumeya | 2006-03-03 23:13 | ベトナムからの物たち

何故にNY?

2000年の3月、初めてNewYorkに行きました。
プライベートの旅行でしたが、知人の紹介で、あるアパートを見に行きました。
4月にはそこがNYブランチのOFFICEになっていました。

f0048419_2343169.jpg場所はeastvillege
日本人も多く住んでいますし、日本食スーパーもあるdowntownです。

下北や原宿に似た匂いの街で、11月にはベトナム雑貨を扱う「VUIVUI」をOPENしました。
知る人ぞ知る、この「VUIVUI」は、現在のゆめやの隠れ席、レジ奥の別室の場所にもありました。壁の照明や風呂屋の下足箱はその時の什器をそのまま使っています。
当時は原宿にも小さなスペースでやっていましたし、ベトナムでもdethamというバックパッカーで賑わう、原宿や下北沢のディープな感じに似た場所にもあって、4店舗やっていました。
VUIVUIの産みの親もゆめやからベトナムに
飛び立った女の子でした。

現在は、ゆめやの元店長夫妻がこの「VUIVUI」を受け継いでいます。

f0048419_0102310.jpg年が変わって2001年10月。
トライベッカにベトナム料理のレストラン「HOIAN」もOPENしました。
並びには老舗の「ODEON」、近くには「NOBU」など有名店が立ち並びますが
「HOIAN」は下北沢南口のベトナム料理「LITTLE SAIGON」が海を渡ったので、トライベッカではリーズナブル。ヘルシーで優しい味付けなので在住の日本人のお客様にも好評です。
最初は9月15日頃にOPENの予定だったのですが、9.11の事件が起こり
厳戒地域になってしまったため、1ヶ月遅れでのOPENになりました。

日本にいる私達にはとても計り知れない苦難の連続だったようですが、ひとつひとつ乗り越え、
トライベッカの街の復興と共に一歩一歩前進中です。

早いものでNYにブランチを作ってから5年の歳月が過ぎました。
ゆめやのNY移転は、新たなチャレンジの始まりです。
ゆめのまたゆめ。
すぐに手に入るものではないけれど、チャレンジあるのみです。

NewYorkへいかれた際は是非、「VUIVUI」「HOIAN」にもお立ち寄り下さい。
「VUIVUI」 309E 9th st. 2&1st Ave. New York N.Y. phone:212-598-9836
「HOIAN」 135 Westbroadway New York N.Y. phone:212-233-1339
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# by yumeya-yumeya | 2006-02-14 08:00 | 現在・過去・未来

ゆめやの基本 ビーフカレー

14年前にOPENした時から基本はビーフカレーでした。
ビーフカレーというと、やはりどちらかというと、欧風、と思われるようですが、ヨーロッパ経由日本、という感じでしょうか、一般的な欧風カレーともまた一味違うビーフカレー。
最近では、ヘルシー嗜好もあってか、脂身を食べない方も多いようですが、適度な脂身が、カレーにほんのり甘味とコクをだしてくれます。甘味、コクのバランスのよい、バラ肉を使用していますが、どうしても過度に脂身が多いので、まず、その脂身は切り落とします。赤ワインやセロリ、ソテードオニオンなど加え、圧力鍋でやわらかく下味をつけた後、ルーベースにくわえて、煮込みます。

f0048419_18163425.jpgカツカレーやテリヤキチキンカレーなどトッピングのせのカレーのルーは、ビーフカレーを使用しています。ほんのりとした甘味のある中に、スパイスが程よく効いたお味です。
お肉の脂身が苦手な方は、海老カレーなどトッピングのカレーをお試し下さい。
ゆめやのカレーはお持ち帰りも出来ますが、ビーフカレーと野菜カレーはルーのみのお持ち帰りも出来ます。お席で申し付けていただけましたら、お帰りの際にご用意いたします。
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# by yumeya-yumeya | 2006-02-04 08:56 | 美味しいお皿

沖縄からの少女

1998年の秋、一人の少女がゆめやを訪れた。
アルバイト募集の張り紙をみたらしい。

が、実はその募集はゆめやではなく他の店舗のもので、彼女はベトナム料理店で2年ほど働いた。
いつも沖縄の海辺で空と海を見ているような感じで、忙しい飲食店の仕事をよく続けられたとある意味感心もしたが、その後、ひょんなきっかけでベトナムで働く事になった。
ベトナムには数軒の洋品店があり、そこでの販売や店の管理、という今までとは全く違う仕事に転身。まだ、若い女の子がベトナムで働く事は少なく、ご両親の猛反対を説得しての渡越だった。
他の社会経験が皆無で苦労ばかりでは有っただろうが、約3年間ベトナムのホーチミン、ハノイ両都市で働いてきたので、今でも他のベトナムからの帰国組みとはベトナム語での会話も混ざる、明るくキュートな彼女。

今はそのベトナムの店の商品を扱うJAPANESQUEというshopで働いている。

実は一度もゆめやで働いたことは無いのですが、修学旅行でゆめやの前を通った時に、
此処で働きたい、と思ったのが出会いだった・・・。
そう、ゆめやをきっかけに他の仕事をした人も何人も居るのです。
毎朝仕込をしているカレーの匂いにつられて来店するお客様も多いのですが、
ゆめやの「匂い」に惹かれて集まってくる若い人たちが大勢居ました。
土地柄、バンドマンも沢山居たし、アートを勉強している人や、服飾雑貨など
飲食店でありながら、働くスタッフは多芸多才。
今でも色々な場所で彼らの活動を目にする機会も多いです。
カレー屋なのに何かが違う、そんなゆめやの匂いはなんだか解らないけど、面白そう、という
不思議な匂いなんじゃないかな、と思います。
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# by yumeya-yumeya | 2006-02-02 07:13 | ゆめやな人々

何故かベトナム

ゆめやにはカレーやカレー饅をお持ち帰りできるテイクアウトのコーナーがありますが、
その横に、カレー饅を食べていただける、お席があります。

実はこの小部屋、ベトナムからやってきました。
陶器や小物を販売したり、店内でも使っていますが、こんな大物もベトナムで作りました。
ベトナムにいるスタッフにサイズとイメージを伝え、コンテナで運べるように分解できる、
組み立て家具のようにして、海を渡ってきました。
当日は大型トラックで運んできて、その場で梱包も外したので、発砲スチロ-ルが飛び散り掃除機片手に開封しながら、延べ8人がかりで丸1日掛けて組み立てました。
そうなんです、こんな大仕事も、自分達でやってしまうんです。メインでやっている男性スタッフは、面白がる余裕も無いくらい必死だったのですが、手伝うメンバーにとっては子供の頃の積み木遊びやレゴ感化で、バラバラのパーツが完成予想図通りに組みあがってゆくのが楽しくて仕方ないイベントでした。
ベトナムでもいつもお願いしている、鉄屋さんで組み立てたり、外したりの試行を繰り返しやってきましたから、100%予想通りに出来上がりました。
勿論、中のテーブルや椅子、提灯、タペストリーもベトナム製。
f0048419_052482.jpg

写真は2004年のクリスマスの時のものです。
是非一度、この席でカレー饅を食べながら、ゆっくりお過ごし下さい。

     ***お知らせ***

こちらの小部屋は現在物販コーナーになってしまいました。
おっ!と思うような掘り出し物も出てきますので、是非覗いてください。
カレー饅は、角のテーブルや、正面のウエイティング席でもお召し上がりいただけます。
少しづつ暖かい日も増えてきましたから、下北の空の下、カレー饅を頬張りながら、
のんびるするのも気持ちいいです。
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# by yumeya-yumeya | 2006-02-01 09:09 | ベトナムからの物たち

雷魚カレー

ゆめやのメニューも色々有りますが、本日は一番の新入りをご紹介します。
新入り、といっても2004年の夏から登場しました。

f0048419_0554687.gifお客様の中には「魚雷カレーって凄くない?」と、驚かれる方も多いのですが、魚雷くらいのインパクトはあっても、雷魚カレーです。
「雷魚」と聞いても「あの雷魚?」「食べられるの?」というお客様と
いかつい名前から「どんな魚ですか?」と不安げに尋ねられるお客様もいらっしゃいます。そんな時はこちらの写真をお見せするのですが、見たら見たで、はたして美味しいのか?と思われることもしばしばです。
昔は日本でも珍しいものではなく、家庭でも食べる事があったそうです。
雷魚は淡水魚で、川魚なので泥臭いイメージもありますが、実際には淡白でやわらかい白身の魚です。今では、釣りをする方には認知度が高いものの、食用としてはあまり見かけないようですが、ベトナムでは魚料理といえば雷魚、というほどポピュラーです。
雷魚にも数種類あるようですが、現在ゆめやでお出ししているのは中国産。小ぶりでドジョウなどに似た種類のものなので小骨が多く、捌くのは一苦労ですが、腕自慢の店長が日々華麗な包丁捌きで食べ易い切り身にしております。ハーブパウダーで下味をつけカラッとフライにしてお皿に盛り付けます。
雷魚カレー専用のプレートで他のメニューとは一味違うお楽しみいっぱいのカレーです。
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# by yumeya-yumeya | 2006-01-22 00:29 | 美味しいお皿